この日をどれだけ待ちわびただろう・・・。
私にとって、実にまる2ヶ月以上ぶりの試合観戦。
仕事を終え、その足で空港へ。
飛行機でひとっとびし、羽田へ到着。
慣れない電車移動をし、ようやく到着した東京スタジアム。
飛田給へ向かう京王線で横にいた人はFC東京サポ。
私の携帯のしかおくん等をみて、アントサポとばれる(笑)
「おい、鹿島サポだぜ」「今日は何点差で勝てるかなぁ」という声が聞こえる。
そうだよ、あたしゃ鹿島のサポだよ!なんか文句でもあるわけ?
負けないんだから!!と思いながらも、平静を装う(笑)
ついに初めて東京スタジアムに足を踏み入れた。
荷物チェックのおじさんは、私のあまりの荷物の多さに「どうぞ」といって
チェックすらしなかったわ・・・ほんまにいいの?(笑)
アウェ−側に移動したところで、歌声が聞こえる。
あぁ〜っ!!ゴスペラ−ズじゃないかぁ!!!
慌てて近くの入り口から入り、じっと聞きいる。
そしてミニコンサ−トが終わるとえまに連絡し、無事に合流。
合流を果たしたのは、実にキックオフまで5分をきった頃だった。
とにかくはっきり言ってもうぐったりだった・・・。
どう考えても凄まじい移動距離、開門した頃はまだ私は空の上だったんだから(苦笑)
「カシ−マアントラ−ズ!」というコ−ルが始まるものの、今すぐに応援に
参加できるほどの元気はどこにもない・・・。
「ごめぇ--ん、ちょっと休ませて(^^;; 」といって、常陽銀行の浩二さんウチワで
仰ぎながら休憩(笑)
そして、選手がピッチに入る頃、すくっと立ちあがりコ−ルに加わる。
ここから先は座っちゃいられないでしょう!
思わず「こんな思いしてきたんだから、これで負けたりしたら二度と関東遠征しないからね!!」と
勢いに任せて冗談交じりに口走る・・・今を思えば、不吉なこと言わなきゃよかった。
試合は・・・正直言って朦朧としていてよく覚えていません(だめじゃない 苦笑)
なんかイマイチちぐはぐな感じがするねぇなんて言ってると、ピッチに倒れる浩二さん。
さぁ管理人に火がついちゃいましたよ。
「こらぁ----!!!$Ω£*∴@(以下管理人のイメ−ジ保持のため省略 笑)」
前にいたおじさんが相当驚いている様子(笑)
そして始まった中田コ−ル。管理人コンビ、声を合わせてのコ−ル。
すると・・・前にいたおじさんたら耳をふさいでそそくさと退散(爆死)
あら?そんなにうるさかったかしら・・・。まぁゴ−ル裏ってそんなもんよ、おじさん(爆)
しかし、相当声がうるさかったことが実証される。
ひなの応援仲間達が10列ほど前のちょっと斜めにずれたような位置に
いたんだけれど、思わず「誰だ?このバカでかい中田コ−ルやってるのは」と振り返ると
そこには私達の姿があって、「やっぱり」と妙に納得したそうです(爆)
そんなに大きくないと思うけど・・・普通にコ−ルしただけよ(笑)
そんなコ−ルが届いたのか(笑)立ちあがる浩二さん。頼むよ、いなくなられちゃ困るんだから。
試合が進んでも、やっぱりリズムはFC東京。
なんかイヤなだなと思ってると・・・あれれ?と思っているうちに失点。
決めたのはケリ−(って誰?初めて聞いたよ 失礼)
あっ!!と思ったときにはもうゴ−ルにボ−ルが吸い込まれていた。
ここからもやっぱりFC東京のペ−スだったんだよ・・・。
そして前半終了。(試合内容レポ短い! 苦笑)
う〜ん・・・久々に試合を見たせいもあるのかわからないけれど、
攻めのパタ−ンがないなぁという印象。
ここで私はえま達にいったん別れを告げて、後半は先に出てきた応援仲間のところに合流。
そして後半のキックオフ。
でもねぇ・・・時折、おぉっ!と思わせる攻撃あっても単発なのよね。
なんか脅威に感じない攻撃というか、得点の匂いのしない攻撃というか・・・・。
その中でもこの日先発だった野沢くんはよく頑張っていたと思いますよ。
ちょこちょことしたミスはあるものの、でも随所におぉっ!と期待を抱かすような
プレ−を見せてくれたし。
どうしても攻めきれない鹿島。後半も10分を過ぎる頃、思わずベンチをチラッとみやってしまう。
今日の2トップに飛ぶ罵声が増えてくる。
サポも攻めきれない試合運びにイライラが募ってきてる。
でも確かにオイオイって思う場面もあったけれど、全てがこの2人のせいではないんだよね・・・。
そして、ピッチサイドに16番が登場。
誰に変えるのか。過去FW起用されてきていたもとやんだから、2トップのどちらかと変えるのかな?
と思ったら出された番号は25番。確かにゲ−ムから消えかけていたけれどね。
ということは中盤での起用。本職で魅せてやれ−もとやん!
ゴ−ル裏からは大きな本山コ−ル。そのコ−ルの大きさはもとやんへの期待の現れ。
このペ−スの掴めない攻撃のリズムをなんとかして。
そう思っていると、中盤から妙にスピ−ドに乗って突っ込んでくるケリ−。
応対するのは池内くん、しかし上手くかわされてキ−パ−と1対1、
そして落ち着いてゴ−ルへ流し込み2−0。
この試合ずっとだけど、どうしてああやって真ん中がぽかっとあいて、
そこを突破されてくるわけ?しかも思いっきりスピ−ドに乗って・・・。
抜かれ方もちょっと「おい−!」と思ったけれど、でもそれ以前にトップスピ−ドに
乗らせた時点で決まってましたね。
ということでスコア−は2−0。
しばらくすると・・・「はせがわ!!」と突如始まった長谷川コ−ル。
「え?」と思わず固まった私。このコ−ルは監督達に「出してくれ!」の要求のコ−ルなわけだけど、
ちょっとそれは・・・と思って思わずコ−ルに参加できなかった。
要求する気持ちもわかるし、この雰囲気を打破して欲しいとも思うけれど、
じゃぁ今ピッチに立ってる11人はどうなるの?
今、必死でボ−ル追ってる11人への応援はどうなってるの?
妙に盛り上がる「はせがわコ−ル」の中で妙に冷静になってしまった瞬間でした。
そしてじきにピッチサイドに立つ11番、ハセ。
交代するのは9番、ヒラ。交代を告げられててくてくとピッチを歩く姿にサポ−タ−席からは
イライラも募っていたせいかブ−イングを超えた怒号が響いてました。
私もヒラには頑張って欲しいと思っているけれど、ああやってみんなが怒った気持ちちょっとわかる。
私もちょっとあれはどうかなぁと思いました。
勝ってるならまだしも、時間も残りわずかで2点も負けてる。1秒でも時間が惜しいその時に
交代が納得いかなかったのかもしれないけれど、チ−ムの為にも1秒でも時間を
無駄にして欲しくなかったなぁなんてね・・・。
そしてピッチにハセが勢いよく飛び出して行く。
ここでは祈りを込めてハセコ−ル。ハセさん、決めてください!!
そして残りわずかになったとき、東京はようやくカ−ドをきる。
ここで増田さんが登場・・・くぅ〜、この時間帯になんてやっかいな選手を(^^;;
しかし・・・オ−ロラビジョンには「益田忠俊」の文字。
あのぉ、「益田」じゃなく「増田」ですよ東京さん(苦笑)
アウェ−ならまだしも。ホ−ムであんな思いっきり名前を間違えられて・・・あんまりですよ(^^;;
数分後、ちゃんと訂正されて再表示されました(笑)
途中でアントも本田さんを下げ、ウチくんを投入しナラさんを前へ。
この日妙に積極的に前へ出ていた本田さん、何本もミドル打ってました。
でも、やっぱり点が取れそうな雰囲気が一向にしないんですよ・・・悲しいことに。
サポ席のおじさんからミスパスをした浩二さんに向かって
「こらぁ--中田っ!代表で疲れてますなんて言い訳になんないぞぉ!!!」という野次が・・・。
もちろん言い訳になんてしないだろうけど、おじさんの言ってることは間違ってないね。
なんて妙に冷静に聞いてたり(苦笑)
FC東京はさらにメンバ−チェンジ。
ここで三浦文丈さんを投入。なんでこんな時間に文さんが残ってるかなぁ(^^;;
試合終了間際、ペナルティエリアで鹿島の選手が倒されたように見えるも
笛はならずにプレ−続行。ここで猛抗議するもとやん。
でもあの時、ああやって抗議しても覆りはしないんだから、気持ちはすごいわかるけど
思わず「モト--!!もういいからプレ−に戻って!!」と叫んでしまった(^^;;
そして聞き入れられなかったことにたいして、ピッチにしゃがみこんじゃう姿を見て
姉心が(?)炸裂。「こら---っ!!!まだ終了の笛なってないのに、
何ピッチに座り込んでるの!!!立て--っ!!」
他の10人は必死でボ−ル追ってるんだよ、気持ちわかるけどそこでそれはね・・・。
そしてまたまたFC東京メンバ−チェンジ。ここで呂比須登場。
なっ、なんでこんな時間に呂比須が残ってるの!?(とほほ)
そして程なくホイッスル。2−0で負けました、完敗です。
ホイッスルが鳴った途端にどっと疲れが(^^;;
この試合見るためにすっ飛んできたのか・・・と思わず呆然。
ピッチに目をやると、もとやんが審判に猛抗議中。
ああやることで審判も人間だし後の試合でもとやん自身が不利になることは
ないのかなとちょっと不安に。
そして選手が挨拶に向かい始めると、サポ席からは大ブ−イング。
でも選手がサポ席の前に来ると拍手にかわってましたけどね。
私はブ−イングも拍手もする気になれず、挨拶に来た浩二さんをみながら
「おつかれさま」とつぶやくだけでした。
観戦試合数自体がそんなに多くないせいもあって、負け試合をみたのは
実に1年と2ヶ月ぶりだったんですよね。
負け試合ってこんなにダメ−ジ大きかったっけ・・・。
ホント体に何か重いものがずしっと来たようにどっと来ましたね・・・。
えま達とダンマクを取り外す。もうこうなったら、落ち込んでられない!ということで
無理矢理テンションをあげて妙にハイテンション。別名壊れたともいう(苦笑)
でなきゃやってられなかったのよ・・・。
この7月7日は記憶から消えるところだったけれど、一応負けてもレポは
書こうと思って書いてみました。
今度書くレポはまた、からっと明るいレポ書けるといいな。
負けレポは暗いし、なんか愚痴っぽくていかん(^^;;