番外編にまでお付き合いありがとうございます(笑)
念押ししておきます、浩二さんはでてきませんよ〜(笑)
ということで、練習見学中に1人淋しくボールを蹴る10歳くらいかなぁと思う
少年をみつける。ユイさんと練習初日見てから「ボール蹴りたいなぁ」と話していたので
淋しそうだしちょっと遊ぼうかということで、声を掛けてみた。
「一緒にボール蹴る?」と聞くと、嬉しそうに「うん!!」とお返事。
少年と私とユイさんの3人で軽くインサイドでボールを蹴り始める。
10分ほどすると、そろそろバスの方に行ってみるわといってユイさんが抜ける。
私も練習見たいなぁと思ったけど、子供の顔がイキイキしててね。
ホントに楽しそうだったから、もうちょっと一緒にいようと決めて
2人でのパス交換が始まる。10分・20分とやっていくと、私は最初ちょっとの
つもりだったからコート着たままやってたんだけど、もうさすがに暑いし
動きにくいので2人にコートを預けに行く。
その間も少年は大人しく私の帰りを待っている(笑)
横ではサーキットトレーニングが続いてるみたい、声だけは聞こえるから。
そしてふと思った。この子、練習見に来たんじゃないの?だとしたら見せて上げなきゃと。
そこで「ねぇ練習見なくていいの?」と聞く。
お姉さんは中田浩二くん見たいんだけどなぁと思ってみるも・・・「うん、いい!!」(爆)
おいおい、いいんかいな(笑)了解、ボール蹴りたいのね。
さらに対人パスは続く。ホント思ったよ、ローファーやらブーツ履いてこなくてよかったって(笑)
さすがに少年も疲れたかもしれないなと思い「大丈夫?疲れてない?」と
聞くと元気よく「うん!!」
・・・やっぱり子供は元気らしい(爆)
お姉さんはもうおばちゃんだということをわかってる?(笑)
でもホントに嬉しそうにボール蹴ってたし、相手が得体の知れないお姉さんでも(笑)
楽しんでくれてるみたいだったので、この時決めた。
”よし、この午後はこの少年のために捧げましょう”と(笑)
そして延々続く対人パス。横は駐車場なので車が止まってる。
時々少年が蹴った浮き球が車を直撃することも(劇汗)
そのたびにヤバイ!と、車の影に隠れる少年&私(爆死)
2人で車からそーっと顔出して、顔見合わせてヤバイよ!って言ってみたりね。
持ち主の方も「すいませ〜ん」と謝るとにこにこ笑いながら「いいですよどうぞ〜」って(爆)
それでもやっぱり傷を入れるわけにはいかないので、土手側に蹴るんだぞー!と
少年には言って、自分も車側にボールが来たら止めれるように位置を修正。
そんなことやってたら、気が付くとサーキットトレーニングは終了していた(爆)
横目にいつものごとく、スパイクを脱いで軽くランニングする浩二さんが見える。
つまり・・・選手が練習してる間、ずっとボールを蹴っていたことになる。
私がキャンプだよ(爆)
ナラのアナウンスが聞こえてきたり、女の子達の黄色い声が聞こえる中
延々と少年とボールを蹴ってた私。
気が付けばアントのバスが動き出した・・・浩二さん、帰っちゃうのね(爆)
そして、選手がいなくなったことにより
少年のご両親が車に戻ってきたらしく(おぉ〜い、子供を預けていくなぁ〜
爆)
少年も車の方へ行くことに。
「バイバイ!」と笑顔で元気よく手をふる少年。
私も「バイバイ!」と笑顔で返す。
はぁ・・・・さすがに疲れたよ(笑)
ユイさんとがるかなちゃんの姿が見えたので、そっちに歩き出すと
また「ありがとうございましたーーー!」と声がする。
そっちを見るとさっきの少年&お母さん。少年はブンブン手をふり、お母さんにはしきりに
お辞儀される(笑)お母さんにはお辞儀した後、少年には「バイバイ!」と手をふる。
少年も「バイバーーイ!」とさらに手を振る。それがかわいいのなんの(^^)
そんな少年を見ながら、この子このままサッカー大好きで育って
十年後くらいには浩二さんみたいな選手になってくれたらいいのになぁと思った。
そして、浩二さんと同じピッチにたってくれたらなぁ。
その時には、子供の頃にアントラーズのキャンプに行ったときに
得体の知れないお姉さんとボール蹴ったなぁと思い出してね(笑)